文学でも法律でも「性にゆるい」方が受け入れられていた日本
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「女性は貞淑であるべき」という価値観が貴ばれたのは、長い日本の歴史からしたら、一部分であり、日本人は文学にしても法律にしても、「性にゆるい」方が、人々に受け入れられていた。
率直に言ってしまえば、昔の日本人はエロかった。
と言うより、エロいこと(性愛)を「ダメなこと」「恥ずかしい」と思うよりも、楽しむ傾向の方が強かった。
平安時代、女性は「多くの男性と関係を持てる恋愛上手」=「セックスアピールがうまい」ことが魅力だった。
「家庭的で母性があり、かいがいしく夫の世話をする妻」の地位は低く、家庭的であるがゆえに、身なりがおろそかになる妻を、夫は「がっかり」した。
平安の女性貴族に求められるのは、何よりも「女であること」。
平安文学に書かれた理想的な女性は、「現代人から見ると育児放棄しているような母親」だ。
なぜ、セックスアピールのうま