恋するその人へ

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 ある水曜日の事。いつものように徒歩で10分かけてやってきたこの場所。アルファベット3文字の、あのビート○が宣伝している

あの英会話の塾だ。

 教室のドアを開けるとそこにはすでに、Nの姿があった。Nは、小学校からの幼馴染の女子で結構しゃべったりしたのだが・・・。

Nは自分が来たと気づいても振り返りもしない。まあ当たり前か、そりゃそうだ。

自席に座ると授業の準備をしたりしてのんびりと。その間もNとの会話は無し。なんでこんなことになったんだろ・・・。

   ---------そもそもの関係の始まりは、小学校1年生の時だった

ある日自分はふと英語を習いたいと思い、母親と一緒に近所の英会話教室に見学に行った。既にそこには何人かの生徒がいた。

 その中にNという同じ年の女子がいた。物静かであまり口数も当時は多くなかった。(とは、教室の先生談)

 なんやかんやで月日は過ぎてゆき、自分が小4の頃。ある日の授業での事。自分が教科書をちょっと面白く読むと、

Nがくす


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