武士道とエロス

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2014-09-04

「武士道とエ口ス」 氏家幹人 講談社現代新書 


男どうしの恋の道、衆道は“武士道の華” 
美少年の争奪、衆道敵討、義兄弟の契り。 
おとこたちの愛と絆を通して日本男性史を書きかえる。 
戦国時代から大正時代までの男性同性愛に関する文献を集めて解説した本です。 
日本はこんなにもホモ文化が栄えていた国だったのかと、目うろこ間違いなしの1冊です。 
とくに薩摩や土佐あたりの風習がすごい。すごすぎます。 
現在の大河ドラマ「新選組!」で、これから薩長同盟なども出てきますが、「そりゃあ、キミ達、お互いに趣味嗜好が似ていて、よくよくわかりあえただろうね」と、この本を読んだら、妙に納得してしまいました。 
薩長同盟は土佐藩出身の坂本龍馬の仲介によって、薩摩藩と長州藩が手を結んだ歴史的出来事ですが、その三国の似ている趣味嗜好とは、もちろん男が大好きということ(笑) 
その同盟っ

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