友人の知合いの温泉
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友人Aちゃんと、Aのおばあちゃんが運転する車に乗って
よく知ってる田舎道を通って、国道沿いの温泉街に着いた
表札に『△△観光社員寮』と書かれた建物で
木の古い建物、薄暗い廊下のかなり奥だったと記憶してる
あれ?って、子供なりに何か違和感はあった
木戸をがらがら開ける、そこが脱衣所らしい
温泉のさらに強い硫黄の臭いがした
Aとばあちゃんはさっさと入った、けど
奥に、裸の女の人が!お尻がちらっと見えて!
(女湯?)
おれ、一瞬後ろに引いた、悪さして怯える子供みたいに
Aとばあちゃんが振返る
ただの温泉だっていうからさ、いいのかよお
躊躇するおれに、Aちゃんが小声で言う
「だからさ、いいんだってばあ」
手首をぎゅって掴まれて、おれはAに中に引っ張られた
瞬間、頭真っ白、暫くは何も目に入らなかった
大人の女性が3人か4人か、いる、やっとわか