M琴

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2007-09-19

高校時代の話だが地元の商店街の夏祭りがあった。 
商店街といっても結構な規模で、近隣地域からも見物客が 
来るほど賑わっていた。俺は親の代わりに商店街の 
催し物に出なければならず、若い衆には焼きそばとか 
焼き鳥とか火を使う重労働しかまわってこない。 
とにかく焼く。水分補給が追いつかないくらい焼く。 
ツレが来ても気づかないくらいハイペースで焼く。 
なんとか終わり家でバテているとAからの電話が鳴った。 


「今日はおつかれー。俺が行ったの気づいた?」 
「うるせーよ。あんな状態じゃ気づけるわけもねーよ。で、疲れてる俺に何の用だよ。 
ていうか親じゃなくてお前が手伝いに来いよ」 
Aの家も自営業なので両親が手伝いにきていた。 
「今日隣の高校の子と仲良くなったんだけどお前も一緒に遊ばないか?

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