ワラスサマ

開く
2007-07-19

小さいころ ご近所のお社で、着物姿の(蟲師の一話のれんずばあちゃんみたいな)
おかっぱの可愛い女の子とよく遊んでた。お手玉、石蹴り、その他その他
 俺が6-7歳ぐらいの時だったと思う。

 ある時、同年代のはずだったその子が、ぐいぐいと成長していくことに気付いた。
 そして、ある日、しばらくぶりにあった、その女の子が泣きそうな顔で
「もう逢えなくなる。寂しい」と言った。当時の俺は悲しくてワンワン泣いた
 その時、その子は14-5歳ぐらいに見えた 

 その女の子は、不意にしゃがみ込んで(身長差があった)俺のことを優しく
抱っこしてくれた。なめらかな肌触りの着物の感触と、何かのお香らしい
優しい香りに、意味もわからず硬直しているうちに、その子は手を振って去ってしま

お勧めの体験談