日本人の性器に関する研究があります
2016-09-05
突然「垂れたお尻」なんて書くと、お叱りを受けそうですが、それがセックスでは殊の外、功を奏することがあるというお話です。
産婦人科医である故笠井寛司先生の業績のひとつに、日本人の性器に関する研究があります。診察に際し、よくもまあここまで測定できたものだと後輩医師としては感心させられますが、要するに上ツキ、下ツキのことです。
あお向けに寝て脚を開いたときに、性器を真ん中にして左右に作られた凹みが菱形になっているのをご存じですか? その左右の稜角(りょうかく)を結んだ線を基準に膣口が上、下どちらよりに位置しているかが決め手になります。理由はわかりませんが、日本の男性は上ツキ願望が強いと言われています。しかし、実は、加齢の体型変化としてお尻が垂れてくると、上ツキの方が増えてくるのです。というのは、お尻が垂れ下がることによって、腟口は体の前へ前へと進んでいきます。その程度がどれくらいかを数字で示しますと、お尻が垂れていないと前方位置、つまり上ツキは15.5%に過ぎませんが、最も垂れた段階では50.7%に達し、上ツキが増えるわけです。その一方で、ヒップアップし