続々々 中1の妹に援助交際を申し込まれた
2011-05-01
眼球の奥を圧迫されるような刺激に 俺は顔をそむける
少しずつ目を開けると 全ての輪郭がぼやけた世界が広がっている
二度 三度の瞬きで 見慣れた妹の部屋が 戻ってきた
兄「……ん…あれ…」
身体を伸ばす 心地よい疲労感が残っている
先に起きたのか 右腕に温もりだけを残して 妹は居なくなっていた
時計は午前を差している 窓の外は 爽やかな青と白で満ちていた
兄「…服……」
俺は朝のぴんと張った空気に触れて まだ裸で居る事に気がついた
シンプルなピンク色の布団をめくって 服を探す
そこかしこに出来た染みが 昨夜が夢でない事を俺に教えてくれた
妹の服はもう無い 俺の服も 見当たらない
兄「おかしいな……」