隣の若妻

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2005-11-03

  
「・・・じゃぁ・・・行ってくる・・・」 
「しっかりしてね貴方!・・・もう・・・頼りないんだから・・・」 
(そんなに俺の給料に不満があるなら、お前も働けばいいだろ・・・) 
真一は怒鳴るように自分を送り出した妻の麻紀に心の中で悪態をつきながら隣町のスポーツクラブへ向かった。 
真一は先日勤めていた会社が倒産し、再就職はしたものの給料は以前の2/3程に落ちていた。 
浪費癖のある妻の麻紀はそんな真一に土日も働いて以前の給料との不足分を補えと、これから通うスポーツクラブで 
インスタラクターのアルバイトを提案した。 
真一は大学時代から約10年程、これから向かうスポーツクラブに通っていた為、オーナーは快く真一のアルバイトを 
認めてくれた。休みの日くらいは家でゆっくりしたかったが、麻紀の両親に新居を購入する頭金を出してもらっていた為、 
真一は麻紀に頭が上がらなかった

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