柑橘姉弟

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2011-07-04

「や……ゆ、ず…っだめ…」 こんな場所で――そう続けようとした唇を強引に塞ぎ、身をよじる 姉を押さえ込む。 柚彦は華奢な片手でテーブルの上へ縫いとめ、狭い入り口から舌を 割り込ませた。 「ふぅ…ん、ンッ…」 歯列をなぞり、舌先で口腔をまさぐる。 ざらざらとした表面を擦り合わせ、上顎をなぞると差し込んだ場所 からくぐもった声が漏れた。 くちゅくちゅと唾液の立てる粘着質に飛んだ音が、室内に響く。

「そっちが悪いんだよ…真冬にそんなカッコでうろついて。誘って たんじゃないの?」 上から見下すように引かした声でそう囁く

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