S子の送別会のあとで
2013-08-02
この体験談は約 5 分で読めます。
もう7、8年前の話になります。
私は当時30台半ばで既婚、2人の子持ちでした。
職場は某製薬会社のラボで同僚は十数人おり、女性の研究補助員が3人ほどいました。
S子もその一人でした。
やや小柄でぽっちゃりタイプでしたが、丸顔で目はクリンとやや童顔の可愛らしい感じの20台後半の子でした。
S子は当時、別の部署から移動してきて、2年になろうとしていました。
ドイツ語に堪能、データ整理も非常に手際よく補助員としては大変優秀でした。
いつも笑顔を絶やさず、ニコニコとどんな仕事や雑用も嫌がらず、テキパキこなしておりました。
そんな彼女に密かに好意を抱いておりましたが、世間一般でいう上司と部下以上の関係には発展しませんでした。
自分はもともと世話好きな性分で、他の女性研究補助員の職場関係の悩み事など、S子と一緒に相談に乗ってあげたりしていました。
また、S子自身のストーカーまがいの事件のような事も心配事として持ちかけられたりして、何度か相談・アドバイス