続 オバちゃん

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2007-04-16

前編:オバちゃん
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「もぅ聞いてるの?」 
目の前に美雪の顔が迫ってきたので僕は思わずあとずさった。 
「ああ、聞いてるよ。なんでお前と映画に行かなきゃいけないんだよ?」 
「なんでって…、もういい!」美雪は膨れっ面のまま大股で僕の先を歩いた。 
やれやれ…。最近美雪はますます扱いにくくなった。この春高校生になった僕と美雪は、 
共に同じ高校に通っている。美雪とは別に付き合ってはいないが、美雪はなにかと 
僕に付き纏ってくる。今も定期試験が終わる週末に映画行こうと誘ってきた。 

「あっ、ママ!」美雪の視線の先に信号待ちをしている女性がいた。 
ブランド物のスーツに身を包んだ美雪の母親は、顔立ちも凛として隙の無い印象だった。 
美雪のママ自慢によると、美雪をはたちの時

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