のび太「いくらなんでもめちゃくちゃだろ、その話・・・」

開く
2009-03-09


「おい、のび太!」
飲めない酒をちびちびと端っこの席に座って飲んでいると隣から呼ぶ声がした。
ふっと視線を横にやると、ジャイアンがこっちにゆっくりと向かってきた。
ジャイアン「久しぶりだな」
懐かしい顔だ。何年ぶりだろう。
のび太「久しぶり」
少し間をおいて、僕は笑顔で返答をした。

ジャイアン「おまえ、大学行って環境保護の勉強してるんだってな。馬鹿なおまえが行ける大学ってあったんだな、ハハ」
のび太「そうは言うけど、そこそこ勉強したつもりだよ。中学3年の時の僕の成績の上がり具合はジャイアンも知ってるだろう?」
ジャイアンとは中学まで一緒だった。高校は別々になり、中学卒業以来仲が悪くなったわけでもないのに何故だか会わなかった。
そして、今日、小学校の同窓会で再会を果たした。
別になにか約束があったわけでもないけど、なんだか満足感があった。
ジャイアン「そうだな、おまえは馬鹿な割にはよく頑張ってたぜ。それに比べて俺

お勧めの体験談