歯槽膿漏への一歩は磨き残しから

開く
2017-02-17

歯槽膿漏への一歩は磨き残しから

1

「歯槽膿漏」の原因菌は、歯と歯ぐきに付着した歯垢(プラーク)の中で増殖します。歯槽膿漏の予防の基本は、毎日の歯みがきから。磨き残しのないよう、正しい歯みがきの仕方を覚えることが大切です。

歯垢ができるメカニズムや、蓄積によって起こる症状をもっと知りたい方は『細菌の温床「歯垢」から始まる 歯と歯ぐきのトラブル』をご覧ください。

まず、歯ブラシは鉛筆を握るような形でもち、力加減は歯ぐきに触れても痛くない程度に抑えます。歯ブラシを当てる角度は、歯に対して90度。歯ブラシの全面が歯にしっかり当たるようにします。ただし、歯ぐきが腫れている場合は45度の角度がよいでしょう。磨く時間の目安は5分ほどですが、夜はそれ以上の時間をかけて、とくにていねいに磨きます。睡眠中の口内は、ほとんど唾液が分泌されず、細菌が繁殖しやすい環境になっているためです。

とはいえ、時間をかけてていねいに磨いても、通常の歯ブラシだけでは必ず磨き残しが出てしまいます。

お勧めの体験談