のび太の初体験(宇宙編)

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2006-04-30

のび太は高校1年生になっていた。猛勉強のおかげで、何とかしずちゃんと同じ高校に入っていた。あと、ジャイアンと出来杉も同じ高校である。(スネ夫は社長学を学ぶため、アメリカへ留学)
  
ただ、静香と出来杉は一緒に文芸部に入って芸術活動に打ち込んでいるが、のび太には部活をする余裕はない。学校が終わったら補習塾に通い、授業についていくのに必死になっている。
  
1年生の夏、いつものように補習塾から帰ってきたのび太は、勉強机から外の夕陽をぼんやり見ていた。「せっかくしずちゃんと同じ高校に入ったのに、しずちゃんは出来杉の奴と部活。僕は補習塾。しずちゃん、出来杉に取られないのかな」
  
ドラえもんはのび太が中学に入るのと同時に未来に帰った。その時、こんな事を言っていた。「きみはこのまま行けばしずちゃんと結婚できるだろう、というよりは、ジャイ子は僕たちの道具のせいで、漫画家志望の『茂手内くん』と結婚することになったので、きみがしずちゃんと結婚出来なければ、きみの子供は生まれず、セワシ君も生まれない。静香ちゃんは大分キミのことを好きにな

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