騒動のきっかけは店員の一言だった

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2014-09-27

「日本人も中国人もこれじゃ納得しないよ!」「転売じゃないよ」。大阪のメーンストリート御堂筋に19日夕、中国語の怒号が飛び交った。大阪市中央区西心斎橋の「アップルストア心斎橋」。2日前から列に並んできた中国人に火を付けたのは、何気ない店員の一言だったという。

 「在庫がなくなりましたので、帰ってください」。御堂筋に面した店舗前で行列をつくっていた数百人の客に店員がこう声をかけると、中国人らが「なんで売ってくれないの!」「48時間待ってるんだ!」と片言の日本語や中国語で一斉に抗議。店舗前にはアイフォーンが手に入らないと知った中国人らが押し寄せ、店員に詰め寄った。

 これに対し、周辺にいた日本人からは「ちゃんと並べよ」「マナーが悪い」といった声も上がったという。通報で警察官が駆けつけ、交通整理などを進めた結果、騒動は1時間ほどで沈静化したが、その後も報道関係者が集まるなど周辺はしばらく騒然とした。

 騒動を目撃した大阪市の会社員の女性(32)は「中国語なので言葉はわからなかったが、とにかく怒鳴り声がすごかった」。近くでチラシ

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