僕しか知らない恋人を調教サイトでしつけてもらった
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「雅くん、どうしてもしないとダメなの? 本当に、私のこと嫌いにならない?」
恋人の涼子が、不安そうに聞いてきた。僕は、もう指定されたホテルにまで来てしまっているので、今さら止めるつもりはない。どうしてもして欲しいと言うことと、絶対に嫌いにならないし、結婚すると約束した。
「……わかった。本当に、後悔しないんだね」
涼子は、少し悲しそうに言った。
涼子とは、交際を始めて2年経過した。社会人になったばかりの僕が、まだ大学生になったばかりの涼子を口説いて付き合い始めた。
涼子とは、バイクの練習会で知り合った。ジムカーナ競技という、かなりマニアックなヤツだ。車のジムカーナはそれなりに知名度があるが、バイクのは世間の認知度も低い。
人に聞かれると、白バイがやっているようなヤツですと説明する感じだ。そんな中、涼子はジムカーナをするためではなく、スムーズにUターンが出来るようになりたいという程度の理由で練習会に参加していた。
涼子は、アイドルかと思うようなルックスなので、色々な人が競うようにアドバイスをしたり教えた