祖母の田舎でハーフの従妹と2人で過ごした夏休み
2021-03-15
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僕の初体験を誰かに話すと、必ず羨ましがられます。
しかし僕にとっては自慢したいことでもなく、人から羨ましがられたいといった気持ちはありません。
なぜなら、その相手とはそれが最初で最後であり、ほんのひと夏の思い出に過ぎないのです。
僕は毎年夏休みになると、香川県にある祖母の家に遊びに行くことが恒例行事となっておりました。
祖母の家は瀬戸内海に面した場所にあり、前に歩けば海、後ろに歩けば山という自然に恵まれた場所で、僕は毎年その場所で釣りをしたり山に登ったりしていました。
その年も僕は釣り道具と、当時ハマってたガス銃を持ち、昼間は山で射撃(BB弾)をして遊び、夕方からはアジ釣りに興じていました。
そんな思春期に片足を突っ込んだ僕が考えていたことは、(せっかくだから地元の女の子の友達でもいたらなぁ)でした。
祖母の家に来て1週間ほど過ぎた頃の話です。
僕が祖母の家の長屋の2階で眠っていると、閑静な地域にある木造建築の家で声が通るのか、玄関の方から「コンニチハ~」と外国人