クリスマス目前にフラれた妹

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去年、クリスマス目前にして彼氏に振られた妹がめっちゃ落ち込んでたから慰めた。
「クリボッチなんて嫌だよー!皆に馬鹿にされちゃうー!」
マジ泣きしてていつもみたいに揶揄う気にもならなかった。
「どれだけ好きだったか知らないけど、たぶん一緒に居たら碌なクリスマスにならないから神様が別れさせたんだよ、他にも色々なタイプの男が居るし、家族と過ごすのも本来のクリスマスで良いじゃんか」
幼稚園とか小学校の頃以来、久しぶりに妹を抱きしめてやった。
縋りついて俺の胸で泣く妹の頭を撫でて優しく言葉を掛け続けた。
「兄ちゃんがクリスマスプレゼント買ってやるから元気出せよ、高級品は無理でもそこそこな物は買えるから何が欲しいか言ってみな?」
マジ泣きは収まってもまだグスグスしてるからプレゼント作戦で元気出してもらおうと思った。
「高級品じゃなかったら何でも良いの?」
「兄ちゃんが用意できるものならな」
期待に満ちた目で見上げてくる。
「じゃあデートして!行きたかったレストランが


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