悠と佑子とあっちゃん その1

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2005-09-04

「もしもし」
『あ……えっと』
「……もしもし?」
『あ、佑子さん、は?』
「は?」
『佑子さんは……ってか、キミ息子さん?』
「そう、ですけど」
 何だこいつ。
「あ!」
「あ、母さん」
「ちょっと待ってあっちゃん。電話、代わる」
「なんか変な電話だよ?」
「いいから。あ、じゃあ2階ので取るね。いいって言ったら、置いて」
 母さん? しばらくして。
「あっちゃん、いいよー」
「あいあい」
 がちゃん。……なんだろ?まあいいか、さみいさみい。
「失敗失敗、あはは」
 しばらくして、エプロンを外しながら母さんが降りてきた。
「……ねえあっちゃん。母さんちょっと出かけてくるからね」
「えー。おかゆあっためてくれるって言ってたじゃん」
「洗濯で忙しかったの。あっためるくらいできるっしょー?」
「つーか、どこ行く

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