俺と愛子と香ちゃん・第2話
2019-04-20
この体験談は約 5 分で読めます。
しばらくすると香ちゃんはスヤスヤと寝息を立て始めた。
俺は悶々としてなかなか寝つけなかった。
両親や叔父叔母(愛子の両親)の顔が頭に浮かんだ。
ピピピピ!ピピピピピピピピ!!
朝か。
まだ早いじゃんか。
あと5分。
愛子「ふぁー。よく寝たぁ。哲兄、起きてよ!」
愛子が俺の肩を揺すった。
香「おはようございます」
先に起きていた香ちゃんが顔を洗って戻ってきた。
愛子「おはよう、香。ごめんね、先に寝ちゃって。私が真ん中に寝て香を守ろうと思ってたのに。哲兄、変なことしなかった?」
香「ううん。何も。哲也さんはそんな人じゃないでしょ。お父さんは心配してたけど、お母さんが、『愛子の従兄なら大丈夫だ』って。私たちも愛子が寝たあとすぐ寝たし」
お父さん、怖えー!!
香ちゃんの顔が見れない。
愛子「そっか。まあ相手が哲兄だもんね。何もしないか。ほら!哲兄!早く起きて!!ディズニーランド!ディズニー