無人惑星サヴァイヴ ハワード×シャアラ

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2011-03-11

すぐ脇を地下水道が流れる通路を、ハワードとシャアラの 
二人は数体のドローンに包囲されて歩いていた。 

「うぅ…、俺たち死ぬのかなぁ…」 
「大丈夫よ、ハワード」 
「シャアラ…」 

しゃがみかけていたハワードが見上げると、 
シャアラは力を込め、微笑んで言った。 

「一緒に帰るのよ。そうでしょう?」 

「わからない…?」 

「ええ、ルナの力のことはルナにだってわからないの」 
「だから俺たちに聞いたって無駄だぜ!」 
ドローンに連行され、エレベーターで運ばれてきた広間には 
人語を話す発光体、メインコンピューター・サヴァイヴが浮かんでいた。 
サヴァイヴはしきりにルナの不思議な力について話してくるのだが、 

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