地味で大人しいクラスメイトと赤ちゃんを作る練習
2015-07-02
この体験談は約 9 分で読めます。
小学校3年の時に偶然となりの席になった京子いう女の子と給食の時間とかによく話すようになって、それがきっかけで仲良くなりました。
当時ガキ大将気味だった自分と比べると、彼女は教室の隅っこで一塊になって静かに話してる中の一人でした。
人前で話すのも苦手だし、駆けっこしても遅いし、勉強も出来るという印象もありません。
自分も実際、話すまで名前どころかこんな子が居ることすら知りませんでした。
彼女は当時はショートヘアで顔は不細工でもなく、かと言ってとびきり可愛かったわけでもなく、絵に描いたように普通の地味な女の子でした。
ただ、僕と話をしてる時は控えめながらはにかむように笑ってくれて、当時の僕はその笑顔が見たくて、面白い話を一生懸命仕入れて給食の時に話してたと思います。
あの頃の僕にとっては、地味でいつもオドオドした感じの彼女が僕だけに見せる柔らかい表情が、なんだか貴重な宝物に思えて特別に映ったのかもしれません。
よく喋るのは給食の時だけで、後は授業の時消しゴムの貸し借りをするとか、