理系女 2
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職場の飲み会。
高卒の彼が、意気投合したのは、退職も間際の上司でした。
好きでもないカラオケに連れ出された私。
上司はかなり出来上がっていましたが、持ち前のスケベ根性も出来上がりに近づいていました。
「やめてって。い、いやあ」
私はわざと、大声を上げました。
「まだ何もしてないじゃないか」
高卒の彼が、
「課長。誰もやれといったわけでもないのに、かおりさんに襲いかかっております」
とマイクパフォーマンスをすると、何を思ったのか、本当に私に襲いかかってきたのです。
「い、いや。やめてって」
ますます声を荒げ抵抗する私。
高卒の彼は、知らぬふりで歌を歌っています。
ソファに倒れこむ私のスカート