人肌のぬくもり

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1年前のことです。

サークルの追い出しコンパで久しぶりに会った先輩が、妙に空元気。

私自身は彼氏と別れたばっかりで落ち込み気味。

「カレシと別れちゃったんですよねぇ」って言ったら「俺もなんだよ」って。

「彼女のことがどうしても好きで忘れられない」と話す姿に、

そういえばモトカレと付き合う前、私この人のこと好きだった。という

気持ちがじわん、とよみがえってきました。

それから後しばらく「淋しいね」「淋しいですね」なんていう

傷の舐めあいみたいなことをしてたけど、事態がぎゅうんと急展開。

メールを交わしていた最中、「人肌ぬくもりが欲しいね」っていう言葉が

ぽんと飛び込んできました。

「どういうこと?」と聞いてもはぐらかされるばかり。

恥ずかしいなぁと思いながら「今だけ癒しあいましょうか?」って返事したら

「今だけなら悪くない」って。

もうこの時点では私の好意はバレバレ。

「抱くのは君のため。抱く事しかで


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