黄(き)濡れの貴婦人
2014-12-24
先日、親友の仁美が一人暮らしの私の部屋へフラリと遊びに来ました。
仁美は学生時代からの親友で、女優の広末涼子と小雪を足したような美人です。
美しさを鼻にかけることもなく、優しく想いやりがあり、人懐っこく
サークルのアイドルのようだった彼女の友達であることを、
私は秘かに自慢に感じていました。
仁美が私の部屋から帰る際、「しばらく預かって欲しい」と紙袋を私に渡しました。
中を覗くとと数十本のDVDのようでした。
「これ何?DVD?なんでうちに?」と問いかけると
「韓国ドラマの録画なの~。友達に借りてきたんだけど、今日は旦那が家にいるから・・・
持って帰り辛くて(笑)今度取りにくるまでお願いっ!!
●●は韓流ドラマなんて興味ないから邪魔だろうけど」
と答えが帰ってきました。
「韓流なんて、全く興味ないって言ってなかった?」
私が尋ねると、仁美は少し慌てたようなそぶりで
最近はまったの」と早口で答えて帰っ