美和子物語 大学卒業 就職
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高校を卒業してそれぞれが自分の進路へ船出をしました。
同級生の内で100人くらいが東京の大学へ進学しました。
私は東京かお茶大への進学希望でしたが父の許しが出なくて地元の女子大へ進みました。
父は自宅から通学させたかったのだと気がつくまでに時間がかかりました。
大学は英文科でしたが仏文の教科も勉強して、英仏独の三カ国語の同時通訳を目標にしました。
国際会議や医学関係の同時通訳のアルバイトをしながらのんびりと過ごしました。
三回生になって就職活動を始めました。姉のご主人が重工に勤務されていましたのでそのアドバイスで商事の就職試験を受け内定を戴きました。
その後は、卒業までの一年でドイツ語を習得するのに時間をかけました。
それらが順調に推移しましたので、有り余る時間の活用の為に数学を勉強する事にしました。
東京へ進学した彼からは会いたいとの連絡が有りましたが・・・。
別々の道を進むのが良いだろうと考えて再会する道をさけました。
同級生との数回のお付き合いで男性との深