堅物な父とまじめで地味な母の知りたくなかった裏の顔

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2021-04-15

この体験談は約 5 分で読めます。

父母の知らない裏の顔を見てしまいました。
やっと心の動揺が落ち着きましたので書いてみたいと思います。

堅物の父親が62歳で他界し、三回忌も済ませました。
入院中は母が付きっきりで看病をしていました。
日増しに容態は深刻になっていき、母が私に「写真を探しておいて」と・・・。
葬儀に使う写真のことでした。

クソが付くほど堅物で真面目な父の書斎は綺麗に片付いていて、書棚には難しそうな本が並んでいます。
アルバムはすぐに見つかりました。
そこから数点を選びました。
椅子に座り、机の引き出しを開けてみました。
きちんと整理整頓されていました。
一番下が開きません、鍵が掛かっているようです。
その棚だけキーを挿す穴が・・・。
鍵は一番上の棚にあり、開けてみました。
中には今では珍しいVHSビデオが5本とDVDが3枚。
旅行の時のビデオか何かと思い父のパソコンでDVDを再生させてみたのです。


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