青い鳥
2005-05-10
ある長文がある。
小さい頃は、近所の駄目人間おじさんをバカにしてたっけ…。
よれよれの紺のビニールジャンパー。べた付いてそのままよりも少なく見える髪の毛。
猫背。生気のない瞳。
ただその存在そのものを見下してたね。
将来自分は、絶対に出世するんだって何の根拠もなく思ってたね。
小さい頃からの日々の積み重ねが、大人になるまで続いてくなんて夢にも思わなかった
よ。
中学生の頃通っていた塾の先生が言ってたな。
「俺はあんまり頭良くないから法政にしか行けなかったんだ、ははは。」
クラスのみんなで大笑いしてたっけ。
あの内何人が、法政以上の大学に行けたというのだろうね。
毎日会社に通っ