夜這いを意味付けする?
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現代的「エロス」でもって、当時の夜這いを説明することはできないし
意味付けをするのは無意味なことではなかろうか。
ムラの男性陣があつまっては「あそこのカァちゃんは締まりがよかった」
なんていう猥談に興じることがあったろうことは想像するに難くないし、
そういった声に対して夫が悩むこともあったと思うんだ。
もちろん、近代以前はいまほど「自意識」や「プライバシー」みたいな個人の領域が
自他ともに尊重されていなかっただろうから、いわゆる「明け透け」であることに対する
悩みは少なかったかもしれないね。そのことの良し悪しはともかくとして。。。
だから、「自分より隣の田吾作どんとの情事の方が良かったと思ってるんじゃないか」とか
悩んじゃう夫の割合は多くなかったかも