妄想快感痴漢電車

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 あの、
 だって、
 駅を飛ばす電車のこと呼び方が違うから、場所とか特定出来ちゃうじゃん。
 ご、ごめんなさい。
 液を飛ばす電車の話です。

 きったないな~と思われる方は、スルーしてください。

 いなかから出てきたばかりで、何も知らない私は電車に乗ると、なぜか体がフリーズしてしまうんです。
 都心に向かうその電車は、大きな駅の手前から駅を飛ばして、ほぼ10分間身動き取れない状態になるんです。
 そんなとき、各停にすれば座っていけたのかもしれませんが、乗り換えは面倒だし。
 その日も、かわいい男の子だったら、きっとそんなことはしなかった。
 でも、振り返って確認したその男は、私より背が低く、小顔で、正直ねずみのようなリーマンでした。
 声にならない声を出して、しきりに私のお尻を触ろうとする。
 やっと着いた大きな駅のホームに、私は、ねずみの手をつかんで、引き摺り下ろしました。
 「何とかいったらどうなの」
 私は、


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