妻が母から女へと・・・その2

開く
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「パパ~~起きないと遅刻するよぉ~」

普段どおり私を起こしてくれる妻は、今までどおり私の妻としてそして娘達の母親として私達に本当に良く尽くしてくれていました。

家でいつものジーンズに真っ白なTシャツ姿でバタバタと毎朝忙しそうに家の中を走り回る妻を見ていても江崎とのときの妻を想像させるものは一つもありませんでした。

江崎と遭わなくなってから妻の携帯には江崎から何度か連絡とメールはあったようですが、妻は江崎の誘いを断り続けているようでした。

妻とのセックスも江崎と妻が関係を持っている頃と比べて遥かに減っていったのも事実でした。
当然のように江崎と関係していた頃のような別人に見える妻の姿を見ることはありませんでした。

私はこれでよかったんだと何度も何度も自分自身に言い聞かせるような毎日を送っていました。

けれども妻を抱くたびに、江崎との時の妻と私との時の妻のギャップに苦しみを感じていました。

本当に私で感じているのだろうか・・・妻が逝くのを見ても本当に逝っているのだろうか・・・
そんな自分に嫌気がさす


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