怪人二十面相と少年探偵団、壱

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ロマノフ王朝の秘宝が東京の羽柴家に保管されているのを知り、子分たちと一部を盗み出した怪人二十面相は、鬱蒼とした廃屋の洋館に隠れ家を持っていた。
大切な秘宝を奪われた羽柴家は名探偵明智小五郎と小林少年に捜査と秘宝奪還を依頼。小林少年は仲間の少年探偵団に怪人二十面相の隠れ家を捜す指示をする。
少年探偵団の一人、ヒカル少年は怪人二十面相の子分の一人、前上ヒーローを見知っていて、後を付け、やっと隠れ家の洋館を見つけた。
携帯電話で小林少年に報告中、突然吹き矢が首に刺さり、ヒカル少年は昏倒します。
話し声に目覚めたヒカル少年は薄暗い部屋の大きなベッドに大の字に縛られ、しかも全裸にされているのに気付きます。
「フフフッ、坊や、気付いた?」
「危なく知られる所だったわ」
全裸で身動き出来ないヒカル少年を見下ろして女二人と男一人が話しかけて来る。
「さあ、ヒカル君、どこまで君は知っているのか、教えてもらおうか?」
「ついでに残る秘宝がどこにあるかも教えてもらう」
「僕は何も知りません


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