急患の女子高生の診察

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2004-10-03

 診察が終わって一息ついてた夜9時過ぎに「急患を診てもらえますか?」という
電話がありました。最初、明日は休診日だし面倒くさいな…と思いながら診察を断る
つもりでいましたが、聞くとその急患は17歳の女子高生ということだったので診る
ことにしました。

 数分後に来院した母親と制服を着た患者さんを、まだ残っていた看護婦さんが外来
診察室に通しました。患者さんの身長は150cmぐらいで、ショートカットのかわいい
感じの女の子でした。高校から家に帰り着いたら急に右の下腹部が痛くなったとの
訴えがあります。腹部の診察をする為、着ていた制服のブレザーとベストを脱いで
もらい、シャツを胸の下までまくり、スカートのホックを弛めておなかを診ました。
そして排卵痛の可能性が高いとの結論を導き出しました。さらに詳しい診察や
レントゲン、内診、炎症症所見をみる血液検査も必要なことを説明しました。

 女の子はちょっと当惑したような顔をしましたが、母親

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