恥辱の診察
2012-10-09
腎臓病が疑われ検査入院して数日後のことです。チストと呼ばれる検査をするので、診察室に行くように言われました。どのような検査か事前には説明がありませんでしたが、朝食も通常どおりだったし、浣腸などの前処置もなかったので、大した検査ではないだろうと思っていました。
診察室に入り名前を告げると、さらに奥まったところにある部屋に!案内されました。その部屋は3畳ほどで、真ん中あたりに、黒いレザー張りで背もたれが付いた椅子のようなものが設置してありました。そして、その椅子の前方の両側に足を載せるような支柱らしきものも付いていました。それまで実物を見たことはなかったのですが、直ぐに産婦人科や泌尿器科で使われている検診台であることが分かりました。
でもまだこの時には、ここは泌尿癌D科の診察室だから、このような検診台があるだけで、今日の検査で使うとは限らないと考えていました。しかし、この楽観的な考えはすぐに否定されることになりました。看護婦は「ここで下の方を全部脱いでから、こちらの台に上がって下さい」と言って、一端奥の方に入っていきました。
頭の中が一瞬真っ白になってしまいました。どう