神遣
2008-11-13
とある休日、久しぶりにオオカミ様の社へと参りに出かけた。
途中、酒を買い求めて車を走らせる。
渓流釣りの解禁直後と有って、道には地元・県外ナンバーの
四駆がたくさん止まっている。
中には林道にはみ出して停めている車もあり、
毎年の事ながらマナーの悪さに閉口しつつ
社へと上がる階段の前に辿り着いた。
小さな駐車スペースにも数台の車が停まっており、
なんとか隙間に自分の車を滑り込ませて階段を上った。
すると、雪に覆われた境内に大きなテントが設置されていた。
また、水場には炊事用具やゴミが散らかっている。
流石に頭に来たが、当人たちは釣りに行き不在なので文句の言いようも無い。
こんな状況で心静かに祈れるわけもないので、
とりあえず散らかっているゴミと用具をまとめ、テントの中に放り込む。
そして、車に戻って木の板にマジックで
「ゴミはちゃんと片付けて帰って下さい