再会
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「参ったな。もよおしちゃったよ」
コンビニのトイレを借りた。
「ふ~。助かった」
外に出ると今日はいい天気だ。と、路地の向こうには風俗街の看板が。ついそちらの方向に足が向いてしまった。
『女教師』という小さい看板。
「ここにしよう」
入店するとフロントではすぐ案内できるとのこと。
「ジルさんです」
ポニテの若い女だった。
「オーケー。今日はあそこがスッカラカンになるまで抜いてあげるわ」
個室に入ると少しふくよかな感じはしたが十年前童貞を捧げたあの女性であることに気が付いた。
「先生は退職されました」
「そんな」
「あの女はセックス好きだ」
「・・・なぜそんなことがわかる?」
僕は叫んでいた。
ヒュ~
冷たい空気が流れた。
「今日はどちらから。お仕事ですか」
「先生」
「もし