2度目の告白

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あれは高校2年の時…。
どうしても告白したい、好きな子がいた。勿論それまで付き合った事も、女と喋るのも苦手だった。

周りの友達からは
「やめとけ、お前じゃ無理だ」
「あの子レベル高いぞ?釣り合ってねーよ」
「あいつはライバル多いぜ?バスケ部のエースも惚れてるらしい」
「つか、うちの学校で一番人気じゃね?」

などなど、今にして思えば彼らの中にも彼女に惚れている奴がいたかもしれない。
名前は仮に美樹さんとしておこう。
男友達はいたが、女が苦手な俺は当然、モテなくて、奥手で、冴えない奴だった。
放課後、茜色の空の中、手をつないで帰る同級生のカップルを、眩しく見つめる事もあった。

俺は、帰宅部、成績中の中、顔は中の下。スポーツも大して得意じゃない。
球技は苦手だ。確かに釣り合っていない。自覚はしていた。
だが、それでも俺は告白したかった。告白したくなる理由があった。

当時美樹さんは体操部に入っていて、毎日必死に練習していた。


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