ポップとなつみ19歳と時々ぱいくー

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2007-09-10

「向こうに行っても元気でね。」
自分から見て意気込みだけが先行してどうにも足先の暗さを感じずにはいられないポップに対しなつみ19歳はただそれだけしかいえなかった。
「ぱいくー。」汽笛が鳴り、搭乗時間ギリギリになったとき、今まで無言だったぱいくーもその重い口をあけた。
「ああ、分かってる・・・」とだけいい、ポップは汽車に乗り込んだ。

汽車が動き出し、新天地への期待と意気込みで武者震いを感じつつ、ポップは窓から二人に手を振った。
見えなくなるまでなつみ19歳は悲しげな笑顔でぱいくーは眉間に多少の皺をつけながら見送ってくれた。
萌えコピ発2ch着の汽車はポップの逸る気持ちを表すかのように歩みを速める。
きっとでっかくなってやる!心の底にある不安を吹き飛ばすように強く心に誓った。



永遠に続くかのように感じられた乗車時間も終わり、ポップは新天地へ一歩踏み出した。
まずは自己紹介をするかと思い立ったポップは憧れのvipに挨拶に行った

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