満員電車
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予備校の浪人生である。浪人1年目である。
毎朝、電車通いである。
住んでいる地区は、朝のラッシュが酷いところである。
社会人がほとんどだ。地元の中高生とか大学生もなかにはいる。
電車に乗るときは、いつも座席は満席で、立って過ごすほかなかった。
しばらく目を閉じて過ごしていると、混雑し始めた。
今日は、すぐ隣に当方と同じ歳くらいの女の子が乗車し、当方と密着している。
香水が効いていて、当方は、心地よくリラクゼーションを受けているような恩恵を受けた。
あらぬことだが、この女の子を、このまま触ってしまいたいと感じてしまった。
小学生の時、満員電車で逮捕される成人男性はアホだと思っていた。
でも当方も年頃の年齢となり、すぐ隣に同じくらいの年頃で可愛らしい女の子や魅力的な女の子がいて密着していたら、それだけで刺激を受ける。
やっぱり靡かないでいることは、正直難しい。
でも、靡いている本当の