親戚の子供と遊んだ記憶
----/--/--
中学生3年のとき、東京の親戚の子供がうちに泊まりに来た。
その子はまだ幼稚園か小学低学年だった。
眼がぱっちりでめっちゃ可愛かったと思う。
「お兄ちゃんに遊んでもらいなさい」とおばさんが言うので、
別の部屋で遊ぶことに。
「お名前なんていうの?」「…まい」
「まいちゃん?」「…うん」
こんな調子だったのでいい加減俺は嫌になったが、お小遣いをもらった手前すぐには
投げ出せなかった。
すると、そのまいちゃんがある一点をじっと見つめている。
その先にあるのは、…くまのぬいぐるみ。
やったぞ、くまのぬいぐるみと思いながら、喜んでとってあげる。
「まいちゃん、うれしい?」「…うん」というのでとりあえずほっとする。
そのうちなんとなくベッドの上で抱っこすることに。
俺の膝にまいちゃんがのって、その上にくまのぬいぐるみが。
「よかったねー」とかいってかまっているうちに、離れなくなってしまった。
「おにい