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2005-08-09

高校1年の夏休み。 俺は小さい頃から患っていた肺炎を治療するため、T大付属病院に入院した。 ガキの頃は体が小さく、手術するといっても体力がないので、危険だ ということで体力がついた高校まで先延ばしにした。時々激しい熱や発作が起こって死にかけたが、周りの人たちのおかげで何とか助かっていた。

軌道修正しますねw

俺の病室は6人部屋。 隣りに小さい男の子・太一で、向かいが同年代くらいの明るい、可愛い感じの女の子はるかちゃん。あとは優しいじいさん、ばあさんなどだ。 母ちゃんが着替え、スリッパなどを置いて、「また明日来るね」と言い残し、家に帰った。俺は部屋にいてもつまらないので、ロビーの売店や中庭を散歩していた。 夕方になり、薬の時間なのでテレビカードを買って病室に戻った。

部屋に入るなり、はるかちゃんと太一が仲良く話していた。
「お姉ちゃん強いね!」太一が言う。「あたしなんか弱いわよw」とはるかちゃん。
俺は人見知りなので話に入る事が出来ず、ベッドでテレビを見ていた。
すると太一が「お

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