勇者アバと僧侶マヤ。
2020-04-11
勇者アバと僧侶マヤはディストの町へ着きました。
「この町でサーラさんたちと待ち合わせですね。」
マヤは厳しい修行を終えた僧侶で23才。アバより七つ年上でした。
「そこの二人、停まれ。」
町中で、数人の兵士にアバたちは呼び止められました。
「旅人か、貴様ら。怪しい奴等だな。」
「我々は不審な者ではありません。ただの旅人です。」
「最近、訳の解らぬ輩が多くてな。所持品検査をさせてもらう。」
「マヤさん、ここは彼等に従おう。余計な争いは避けたい。」
「わ、わかりました。アバさん。」
兵士たちはマヤの僧衣の上から胸やお尻を触りました。それは明らかに検査とは違うものでした。
「う、うぅ……。」
「うむ、念のためにもう少し詳しく