娘あずかります。④

開く
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二間あって、奥の寝室にはすでに布団が二組敷かれている。アイちゃんはレースのカーテンを全開にして海を見てる。
俺はそんなアイちゃんをお茶を飲みながらデジカメで撮る。
「アイ、お兄ちゃんと同じみょうじになっててうれしかった。お兄ちゃんのおくさんになった気がしたよ(笑)」
「兄妹」じゃなくて「夫婦」か··。

モニター越しのアイちゃんは『昼に見せた顔』とは少し違っていた。
「お兄ちゃん、チューしてぇ」
座ってるトコに抱きついてキスをねだる。
温かい小さな舌が俺の舌先に触れる。お返しに手で後頭部を支えて小さい口と舌を蹂躙する。舌を絡めたり濃い唾液を交換したりと長い時間キスしてた。

チラッと時計を見ると15時45分を差してた。そう言えば、家族風呂の予約時間は16時00分だっけ。
「アイちゃん、そろそろ浴衣に着替えてお風呂行こっか」
クローゼットを開けてゴソゴソやってる。
「これ、かわいい!!アイが着ていいの?」
薄いピンク色で花柄がプリントされている。


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