ウゴン様
2011-05-18
今はもういないが小学校からのツレの『健』には爺様がいて、一緒に暮らしていた。遊びに行くといつもニコニコしながらお菓子なんかをくれたりした。
月に一度くらいは『山歩き』といって、休みの前日の夜中からテント泊まりして、まだ暗いうちから山に入り散策なんかに連れて行ってもらったり、長い休みには爺様の生まれ故郷の山奥に健と一緒に連れて行ってもらった。
小学校6年生の時、毎年の行事のように爺様の田舎に連れて行ってもらった時の事。
長文になります。苦手な方はスルーでお願いします。
毎度のように午前中のうちに爺様の家屋の掃除を手伝い、川遊びに出掛けた。
昼も過ぎた頃、川まで爺様が迎えにきてくれた。片手には瓶を持っている。
爺「おーい、メシだぞ。」
俺「はーい。」
健「爺様、何持ってんだ?」
爺「