幼馴染の春菜・2

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晴れて恋人となった僕と春菜は今まで以上に親密な付き合いを続けていた。たとえば朝、お互いの家に迎えに行って一緒に登校したり、昼も一緒に弁当を、たまに春菜が作ってきた弁当を「あ~ん」して食べたり・・。
でも少し意外だったのはあまり親しくないクラスメートの反応だった。
「あの二人、最近見せ付けてくれるよね?前から付き合ってたくせに」といった反応がちらほら見えるようになった。周りからは僕と春菜はすでに恋人に見えていたらしい。僕は意外だったが、春菜は以前から「彼とどこまでいってるの?ヤッたの?」という質問を違うクラスの連中にもされていたらしく、僕は気づいていなかったとは言えいろんな苦労を春菜にさせていたんだなと反省した。
そうして付き合って一ヶ月を過ぎた頃、僕はムラムラし始めていた。春菜が日に日に綺麗になっていってるように思えたからだ。それに比べてあまり進歩のない自分。
「下手をしたら春菜は自分を見限って誰か他の奴と付き合ってしまうかも。そうならないために春菜ともっと親密に・・」
親密、にはもっとよこしまな意味が含まれているのは言うまでもなく、と


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