恥ずかしいこと
2007-08-06
<第1話 クーラーのきいた部屋で>
俺には、19歳の妹がいます。名前は麻美といいます。去年女子校を卒業して、今はOLをやっています。
外見は、そこそこカワイイんですが、女らしさが足りないのがたまにキズ。
性格はサバサバしていて、そのせいで、女子校ではバレンタインでチョコをもらったりもしてたようです。
あれは、麻美の最後の夏休み。終業式を終えて帰ってきた麻美は、
家に二台しかないクーラーを求めて、俺の部屋に入ってきました。
「兄貴!入るよ!」
もう一台のクーラーは両親の部屋にしかないので、麻美は俺の部屋に来ることが多かったんですよ。
俺の部屋に入るなり、ベッドに腰掛け、クーラーの冷気を少しでも多く取り込もうと、
両手でスカートの裾を持ち、バッサバッサと扇ぎだす始末。
俺は、ちょうど大学のレポートを、クーラーの風に直接当たれる床に座ってやっていたので
視界の端に麻美の行為が写ります。
「今レポートやってん