私の幼稚園先生 6

開く
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「さ、それじゃあ、もう大丈夫だねボクたん。ゆっくりお昼寝しててね」
「う、うん…も、もう、大丈夫…だよ…先生…」
「それじゃあ、わた君…」
「あ、はい…」
オネショの不安がなくなったボクたんも、ようやく落ち着きを取り戻したようだ。
そんなボクたんの様子に安心したようこは、わたるを連れ、部屋をあとにしようとした。
「じゃあ、ボクたんが眠っている間に、おやつの準備しておいてあげるからね。楽しみにしてて」
「…あ…う、うん…」
これで、お騒がせなボクたんのオネショ騒ぎもようやく一段落……と思われたのだが…
「じゃあ、おやすみなさい、ボクたん」
「あの…よ、ようこ…せんせい…も、もう、いっちゃうの?」
「え?」
立ち去ろうとしたようこを、不意にボクたんが呼び止めた。
「なぁに?どうしたの、ボクたん?」
「あ、あの…」
「ん?」
どうしたのだろう?この期に及んで、


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