妹のような女の子と長距離バスの車内で

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2015-11-08

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高校時代、とある事情により、と言ってもぶっちゃけ大学受験だったわけだが、山口県に住んでいた俺は東京に行くことになった。
東京滞在は二泊三日の予定で、以前実家の左隣に住んでいたが東京に引っ越してしまった牧田(仮名)のおじさんおばさんが俺を泊めてくれることになっていた。
いよいよ東京へ行く前日の夜・・・。

母「あ、そうそう、牧田さんからさっき電話があってね。理子ちゃんも東京連れてきなって」

俺「えっ、理子?あ、そう」

理子とは実家の右隣に住んでいる中2の女の子だ。
小さい頃はよく一人っ子の俺と理子と理子の兄貴で遊んだ。
でも理子の兄貴は理子が5歳の時、交通事故で亡くなった。
理子が俺にしがみついてワンワン泣いてたのを俺は今でもよく思い出す。

理子も一人っ子になっちゃったから、俺は理子のことを妹と思って育ってきたし、理子も俺のこともう一人の兄貴だと思って育ったと思うんだよね。
そーいや牧田のおじさんおばさんが引っ越す時も理子はワンワン泣いたなー。


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