とあるスナックで出会った赤熟女と黒熟女・前編

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2017-09-04

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10年くらい前、記憶が曖昧なくらい酔っ払って家に帰る途中、前から気になっていたスナックにふらりと入ってしまった。

いつも仕事の帰りに通るときはやっていなくて、深夜にコンビニへ買い物に出たときなどには明かりが灯っているという、夜遅くから朝までというスタイルのスナックだ。
窓が曇りガラスになっていて、中がどうなっているのか、何度その前を通っても分からなかった。
駅からはだいぶ離れた住宅街の中にあるので、地元の常連客しかいないだろうと思うと、20代の僕としては入る気にもなれなかった。
ただ、ときどき漏れ聞こえてくるカラオケの声が店のママらしき女性の声だったりすることがあって、それについては(艶っぽい、いい声だな・・・)となんとなく思っていた。

その夜、どうしてその店に入ってしまったのかは、自分でもよく分からない。
酒のせいで人恋しくなっていたのと、明け方になっていたので、「もう閉店です」と言われるのを見越してドアを開けていたような気がする。
本気で飲みたいわけではなくて、中の様子が


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